ぬか漬けに使う米ぬか。捨てるなんてもったいない。
米ぬかには保湿効果、美白効果など、40代の肌には嬉しい効果がたくさんあるんです。
今回は米ぬかのパワーについてお話しします。
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米ぬかの美肌効果がすごい
米ぬかは江戸時代から女性たちに使われてきました。
科学なんてない時代でも、そのパワーが経験的にわかっていたのでしょう。
米ぬかは古い角質を落とし、毛穴の汚れまで落としてくれるのです。
米ぬかセラミドの保湿効果
セラミドといえばヒト型セラミドが保湿効果が高いことで知られていますが、植物性セラミドだってあなどれません。
植物性セラミドもヒト型セラミドと構造は似ていて、「グルコース」という糖類がつい低のが特徴。
ヒト型セラミドと比べると安価なので、化粧品にも配合しやすいというメリットがあります。
セラミドとは角質細胞の間を埋めている保湿成分ですが、加齢とともに減ってきてしまうんですね。
セラミドが減ると肌の水分が蒸発し乾燥肌になるし、外部刺激にも弱くなってしまうんです。
ですから減少した分を補ってあげないとどんどん肌が乾燥してきます。
セラミドが含まれた米ぬかをスキンケアに使うことで、保湿してあげたいですね。
化粧品では、「コメヌカスフィンゴ糖物質」と表示されています。
油分が肌を保護する
米ぬかは油も採れることをご存知ですか?
米ぬか油というのがあるのですが、米ぬか自体に適度な油分が含まれているんです。
セラミドで保湿をしながら、適度な油分がお肌をしっかり守ってくれるんですね。
ビタミンEでエイジングケアも
そして40代に嬉しいのは、ビタミンEが含まれていること!
ビタミンEは抗酸化作用といって、活性酸素を除去する働きがあります。
活性酸素自体は決してわるいものではないのですが、増えすぎてしまうと細胞を錆び付かせ、シミやシワなど肌の悩みの原因となります。
米ぬかにはビタミンEやフィチン酸など抗酸化作用の高い成分が含まれているので、エイジングケアにも役立つのです。
40代になると急激に活性酸素が増えるといわれていますから、年齢肌の悩みを増やさないためにも米ぬかをうまく使いたいですね。
フェルラ酸でシミ予防
美白効果が期待できるのが、フェルラ酸という成分。
ポリフェノールの一種で、シミの原因となるメラニン色素が作られるのを抑制し、シミを予防します。
保湿も出来る上に美白までできてしまうなんて、米ぬかってホントにすごいです。
紫外線を防ぐγ-オリザノール
米ぬかの特徴成分である、γ-オリザノール。
このγ-オリザノールというポリフェノールの一種には、紫外線を吸収する働きがあるのです。
紫外線を浴びるとシミだけでなく、肌が乾燥して小じわも増えるのでなんとかして防ぎたいもの。
しかも、メラニンの生成を抑える働きもあるので、シミ予防にもパワーを発揮します。
軽いスクラブ効果で古い角質をオフ
米ぬかを洗顔やパックとして使えば、古い角質を落とすことができます。
40代になると肌のターンオーバーが乱れて、角質がたまりやすくなりますよね。
古い角質が残ってしまっていると角栓(毛穴のつまり)の原因にもなるし、肌がくすんで老けた印象に。
米ぬかを使えば、肌がつるんとしてツヤが出てきますよ。
ビタミンB1が新陳代謝を良くする
新陳代謝が悪くなってきた40代の肌に嬉しいのが、ビタミンB1です。
ビタミンB群は肌の新陳代謝にも欠かせない成分ですが、その中でも注目がビタミンB1。
米ぬかには白米の20倍ものビタミンB1が含まれているので、くすみやシミ予防に役立ちます。
米ぬかで美肌を作ろう
私が米ぬかに注目したのは、娘の肌が弱かったことがきっかけなんです。
アトピーで肌が弱く、乾燥してかゆくなってしまうので、とにかく保湿が出来る天然のものを探していました。
米ぬかを袋に入れて湯船につけて入浴剤代わりに使っていたのですが、すごくお肌がすべすべになるんですね。
安いのにこんなにお肌がすべすべになるなんて、と思ってすっかり米ぬかにはまっています。
お肌が乾燥する人には是非使ってみてもらいたいですね。
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