目の下のクマがあると老けて見えるだけでなく、何だか暗い印象の顔に見えてしまいます。どよ〜んと疲れた感じを醸し出しますし、40代が50代に見えてしまうかも・・・。
そんな目の下のクマを消す方法をご紹介します。
目の下のクマには種類があるので、種類に応じた対策をすることが大事ですよ!
私は黒クマの対策をしています。最近は茶クマも気になりだしました・・・。
あなたのクマはどれ?目の下のクマ3種類
クマに種類があるなんてめんどくさいなあと思いますよねえ。でもその種類を知っておかないと、間違った対策では効果が出ませんから。
血行が悪い青クマさん
目の下が何となく不健康な色。だけど、目尻を横に引っ張るとクマが消える。
そんなあなたは青クマさんです。
これは血行不良が原因で、血液の流れが悪いために青っぽく見えてしまう。だけど、皮膚の問題ではないので、横に引っ張ると消えるんです。
- デスクワークが多い人
- スマホの見過ぎで目を酷使している人
- 寝不足の人
は要注意です。
それはシミの一つ。茶クマさん
目尻を横に引っ張っても消えない、どの角度から見てもクマが消えない。
そんなあなたは茶クマさんです。私も若干あります。
茶クマの原因は色素沈着。いってみればシミなのです。
色素沈着する原因は紫外線によるものの他、目をこすることによる摩擦も原因となります。
この色素沈着ですが、表皮に出来ているだけならスキンケアによって改善することは可能ですが、真皮にまで到達してしまっていると、セルフケアで改善することは難しく、美容クリニックなどでの治療が必要となります。
もし自分でいくら頑張っても改善されない場合は、専門家に相談してみることをおすすめします。
たるみが原因の黒クマさん
目尻を横に引っ張っても消えないけど、目を細めて下まぶたをあげると消える。
それはたるみが原因の黒クマさんです。私はこれです。
実は一番面倒な黒クマ。残念ながらすぐには消えません。事実です。仕方ない、頑張りましょう。
黒クマの大きな原因は、
- 目の下の筋肉の衰え
- 皮膚のたるみ
などです。
要は、目の周りのハリがなくなってくるのでたるんだ部分が陰になって黒クマを作っているんです。
ある程度は年齢的なものなので、諦めるしかないのか・・・と思わずに、がんばりたいですね。
種類別、目の下のクマを消す方法
ご自分のクマの種類がどれだかわかりましたか?
もしかしたら40代だと原因が一つではないかもしれないですが、根気よく頑張って行きましょう。
青クマさんはまず血行を良くすることが大事!
青クマさんの場合は血行不良が原因でしたよね。
だから、血行を良くする=顔の冷え性対策をすればいいわけです。
目の疲れも取れて、一石二鳥です。血行が良くなるとクマが消えるだけでなく、目元もぱっちりするので是非やってみてください。
ホットタオルで温める
一番簡単なのは、ホットタオルで温める方法。
濡らしたフェイスタオルを軽く絞り、電子レンジで1分ほどチンします。
それを目の上において温めましょう。
市販のホットアイマスクなどでもいいと思います。
我が家は電子レンジがないので、普通に40度くらいのお湯で濡らしたタオルを乗せていますが。
ホットタオルを乗せた後は肌が乾燥しやすくなっているので、アイクリームを塗るなどの保湿対策をしてくださいね!
目元のマッサージ
冷えて血行が悪くなっているので、マッサージをすると血液、リンパの流れ、両方が良くなって目元がスッキリ。
青クマだけでなく、目元のむくみにもいいですよ。
アイクリーム、または植物オイルをつけて、目頭から目尻の方に向かって指を少しずつずらすような感じで優しくプッシュしていきます。
力が入りにくい薬指を使うといいですよ。
プッシュするのは目元をこすらないためですが、あんまり力を入れないでくださいね。
ここで摩擦をしすぎると今度は茶クマができてしまいます。
アイクリームもあまり硬いテクスチャーのものだと滑りが悪いので、やわらかいものがおすすめです。
オイルを使うなら、エイジングケアにも良いアルガンオイルがおすすめですよ。
冷え性の改善を心がける
青クマが出来ている人は、だいたい身体も冷えている人が多いです。目の周りだけが冷えているってことはあまりないですからね。
だから、冷え性対策を根本からしていかないと、いくら目元だけ温めても、また青クマさんが顔を出してきます。
今すぐ出来る冷え性対策としては、
- 冷たいものを摂りすぎない
- 適度な運動をする
- シャワーだけでなく湯船にも入る
こんなことをやってみてください。
忙しい40代には適度な運動が一番難しいかもしれないですが、私がおすすめしているのは「ラジオ体操」。
第1と第2がありますけど、1つ3分でできるので短時間でも身体を動かすことが出来ます。
YouTubeでも動画がありますから、動きを見ながらやってみてください。
茶クマさんは徹底した美白対策を!
茶クマの原因は色素沈着なのですから、メラニン色素を早く排出することと、それ以上作られないようにすること、この2つの対策が同時に必要です。
美白成分が入ったコスメでスキンケア
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- コウジ酸
など、メラニンの生成を抑えながら、メラニン還元作用のある成分が入っているクリームを使ってみてください。
目をこすらないこと
花粉症で目がかゆい、目が疲れてしょぼしょぼしてついこすってしまうなど、日常の「摩擦」が積み重なって茶クマができることがあります。
ですから、なるべく目をこすらないこと。
かゆい時はかかないで冷たいタオルで冷やしてみてください。少しはかゆみがおさまると思います。
目元専用のクレンジングを
クレンジングの時に目元も一緒にゴシゴシこすっていないでしょうか。
アイメイクはポイントメイクリムーバーを使って優しく落とすのが基本です。面倒でも、こすらずに、コットンで優しく拭き取るようにしてみてください。
毎日の積み重ねが大事ですよ!
黒クマさんは徹底したたるみ対策を!
非常に難しいし、時間もかかりますが、今気づいたならやっていく他ない。それがたるみ対策です。
目の周りの筋肉を鍛える
これは私も毎日やっています。黒クマが気になる人は是非やってください。
◆その1
- 上まぶたが動かないように、目尻の部分を指で押さえます。
- 下まぶただけを引き上げて目を細めます。
- そのまま30秒キープ。
下まぶたを引き上げると黒クマが消えるんです。ということは、やっぱりたるみなんですよね。
目の周りの筋肉(眼輪筋)が衰えているので、筋トレと同じ。毎日やって鍛えるしかありません。
◆その2
顔が動かないように注意して、目を上下左右に動かします。
これは仕事中にもたまにやってるんですけど、結構筋肉使います。
たるみに良いツボを押す
たるみを解消するにはツボ押しも有効です。血行が良くなって目の疲れも取れるので、普段から目を酷使している人は是非やってみてください。
◆承泣(しょうきゅう)
下まぶたのくぼみのすぐ下にあるツボ。黒めの真下あたり、ちょうど骨の縁に当たるところです。
◆瞳子りょう(どうしりょう)
目尻から指1本分外側にあるツボ。
◆球後(きゅうご)
黒目の真下から目尻の間の超ど真ん中にあるツボ。
◆睛明(せいめい)
鼻の付け根と目頭の間にあるツボ
◆攅竹(さんちく)
眉頭の下の少しくぼんだ部分にあるツボ。
これらのツボは、目の周りの血行を良くしてたるみを防ぐのに有効だとされています。
攅竹は親指、それ以外のツボは薬指か小指で優しく押します。
5秒押したら離す、を何度か繰り返して、気持ちがよくなるまでやってみてください。
目の周りの皮膚はとても薄いので、あんまり力を入れすぎないのがポイントです。
頭皮のマッサージをする
頭皮と目の下のたるみが関係あるの?と思うかもしれませんが、大いにあります!
頭皮が硬くなって下がってくると、それと同時に顔もたるんでしまうのです。
それは、頭皮と顔はつながっているからです。
年齢を重ねるほどにたるんでくるのは顔の皮膚だけではないんです。頭皮もたるむのです。
だから、マッサージをして血行を良くし、少しでも頭皮のたるみを改善していけば、自然と顔のたるみも解消されていく、というわけ。
頭皮のマッサージといっても難しいことはありません。
毎日のシャンプーの時に、頭皮を下から上に引き上げるようなイメージで、気持ちよいくらいの圧でマッサージしてみてください。
週に1回はオイルを使ってスペシャルケアもおすすめです。
ハリ対策が出来るアイクリームを使う
アイクリームは保湿をして小じわを防ぐものが多いのですが、
- レチノール
- ビタミンC誘導体
などが配合されたものを使うと、たるみケアにも有効です。
皮膚のたるみによって黒クマが出来ていることもあるので、もちろん保湿も重要です。
私は、アイクリームではないのですが、ハリアップを期待してこちらの美容液を使っています。
メイクでクマを消す方法
クマは一瞬では消えないので、どうしても気になる時はとりあえずメイクでごまかすというのが手っ取り早い。
コンシーラーを使えばささっと目立たなくさせることが出来ます。
- 青クマさん:ピンク系
- 茶クマさん:イエロー系
- 黒クマさん:ベージュ系
クマのタイプ別に色味を使い分けてみてください。
クマは種類別の対策が大事!老け顔にならないためにしっかりケア
私ももう1年以上黒クマ対策!と思って目の周りの筋肉を鍛えていますが、なかなか解消されないです。
しかし、頑張っているせいか、それ以上ひどくもなっていないと思います。
これからは茶クマも出てくる可能性があるので、色素が沈着しないよう、目元は特に優しく扱うようにしています。
クマがあると老け顔になりますから、何とかしたいですよね。
みなさんも、ご自分のクマのタイプに合わせて、毎日頑張ってみてください。