みなさん、トマトは好きですか?
トマトが赤くなると医者が青くなるとも言われるほど、健康によい食材として知られていますが、美容にも素晴らしい効果を発揮する野菜なのです。
40代の肌に嬉しい効果が一杯。身体の中からキレイになれるように、トマトをもっと食べませんか。
トマトには様々な効能があるのですが、今回は美容に特化してお話ししますね。
トマトの美容効果。リコピンがそのヒミツ!
トマトといえばリコピンですよ。これが美容にいいんです。
真っ赤なトマトは美容に良い栄養素がぎゅっと詰まっているんです。
リコピンの抗酸化作用
リコピンとはトマトの赤い色素の成分で、強力な抗酸化作用を持っています。
40代になると体内に活性酸素が増えてくるので、それを何とかしたい。放置しておくとシミやシワの原因になりますから。
その活性酸素を減らしてくれるのが、トマトのリコピンなんです。
リコピンの抗酸化作用は、同じく抗酸化作用が高いといわれるビタミンEの100倍ともいわれていますから、エイジングケアにはトマトですよ!
メラニンの生成も抑える
リコピンにはシミの元になるメラニン色素の生成を抑えるという働きもあります。
シミが気になる40代は、スキンケアだけに頼らず、積極的にトマトを食べて身体の中からシミ予防をしていきましょう。
ダイエットにもいいというオマケ付き
トマトジュースダイエットというダイエット法があるくらいで、トマトジュースは脂肪を減らすのにも役立つんです。
日本デルモンテ株式会社、千葉県農林総合研究センターとの共同研究で、脂肪肝や高中性脂肪血症などの脂質代謝異常の改善に有効な新規成分13-oxo-9,11-octadecadienoic acid (13-oxo-ODA) をトマトから見出し、肥満マウスにおいて顕著な改善効果が得られることを確認しました。
引用元:京都大学
肌がキレイになる上にダイエットもできたら、こんなに嬉しいことはない!
トマトはどうやって食べれば美容に役立つ?
生のトマトって水分が多くて、1個食べたら結構お腹がいっぱいになりますよね。
もちろん、生でサラダとして食べてもいいのですが、もっと効率的にリコピンをとる方法があります。
その1・加熱して食べる
リコピンは熱にも強い栄養素。加熱することで細胞が壊れて吸収しやすくなるというメリットもあります。
私がやっていたのはトマトソテー。ちょっと油はねて大変なんですけど、1cmくらいの厚さに切ったトマトをオリーブオイルでソテーします。
ちょっと塩をふると美味しいです。
もう一つが、トマトの卵炒め。
まず、ガラスープを少し加えた溶き卵をよく熱したフライパンで半熟に炒めていったん取り出します。
ざく切りにしたトマト(大きめが好き)を油でザッと炒めて、周りが少し溶けてきたら軽く塩をふって卵を戻します。
トマトに卵が絡んだら出来上がり。
加熱するとトマトがたくさん食べられます。ひと手間かかりますが、生よりいいと思いますよ。
その2・トマトジュース
実は生のトマトよりもリコピンの量が多いのがトマトジュース。
というのも、生のトマトはまだ青いうちに収穫してしまいますけど、加工用のトマトは完熟してから収穫。
赤い色が多い=リコピンの量が多い、というわけ。
しかも、栄養がぎゅっと凝縮されていますしね。
美容のために手軽にトマトをとりたいと思ったら、トマトジュースがいいですよ。
その3・油と一緒に摂る
リコピンは油と一緒に摂ると吸収率が80%もアップ。
トマトをオリーブオイルで炒めるとか、トマトジュースにオリーブオイルをスプーン1杯入れるといいですよ。
その4・ビタミンEと一緒に摂る
リコピンはビタミンEと一緒に摂ることで吸収率が3倍になります。
ですから、
- かぼちゃ
- アーモンド
- オリーブオイル
などのビタミンEを含むものと一緒に摂るといいですよ。
その5・真っ赤なトマトを選ぶ
日本のトマトはピンク系が多くて、よく売られている桃太郎はピンク系なんです。
イタリア系のトマトは赤系トマト。
- サンマルツァーノ
- シルビアーナ
- カナバロ
といった品種です。
もし手に入ったらイタリア系のトマトを買ってみてください。
また、ピンク系でも完熟にすればリコピンが増えます。
買ってきたら冷蔵庫に入れないで置いておけば追熟できます。
その6・ミニトマトにする
実は大きなトマトよりもミニトマトの方がリコピンの含有量が多いのです。
- トマト 3mg
- ミニトマト 8mg
※100g当たり
ですから、ミニトマトを常備しておいて、おやつ代わりに食べるといいと思います。ダイエットにもいいですしね。
その7・1日15mg以上のリコピンをとる
リコピンは1日15mg以上摂れるといい、とされています。
これは生のトマトだとけっこう大変な量で、1個だとたりません。2〜3個は食べないといけないので、毎日食べるのはちょっと難しいかなと。
その点、トマトジュースなら手軽に摂れますね。
今はリコピンの含有量が書いてあったりするので、それを目安にして選ぶといいと思います。
私はトマトジュースはあまり好きではなかったのですが、KAGOMEのトマトジュースなら美味しいと思って飲んでます。
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トマトの酸味が苦手な人に。結構甘めのトマトジュース。
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トマトを使って身体の中からエイジングケア!
トマトは料理にも使いやすいし、そのままでも食べられるし、ピューレとかソースとか加工品も多いから利用しやすいと思うんです。
40代になったらやっぱり表面的なスキンケアだけじゃ足りなくなってきます。だから、食べ物にもこだわりたいですよね。
私たちの肌は食べたもので出来ています。10年後もキレイでいるために、トマトをたっぷり食べましょう!